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=東武日光沿線サミット第2回東武日光沿線文化経済会議=
平成21年2月21日(土) 鹿沼市:鹿沼市民情報センター
開会宣言・歓迎のご挨拶
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開会宣言 第2回 東武日光沿線文化経済会議 実行委員長 高橋 宏

本日、第2回東武日光沿線文化経済会議を開催するにあたり、栃木県知事福田富一様はじめ、ご来賓の皆様方にご臨席を賜り、誠にありがとうございます。

本会は、一昨年6月、まさに試行錯誤でスタートし、今日まで、暗中模索を続けてまいりました。県西域における『運命共同体』として広域連携を図るという大きな目標を掲げ、少しずつではありますが民間レベルでの交流を促進してきたところです。

連携がなされるためには、各地域間の相互理解が欠かせません。さらに、共通する部分の存在をお互い認識する必要があります。そのためにはまず、各々がそれぞれの地域の良さを再発見し、磨きをかけることに尽きるのではないかと思います。「ないものねだりから、あるもの探しへ」という、いわゆる地元学を根付かせていくことなどもその一つといえるでしょう。

今回は、このような観点から皆様と共にいくつか提言をさせていただきたいと存じます。これからも皆様方のご理解をいただきながら相互の絆を深め、地域発展に取組んでいきたいと思いますので、どうかよろしくお願いいたします。

歓迎のご挨拶 開催地を代表して 鹿沼市長 佐藤 信様

このたび『東武日光線サミット』第2回東武日光線文化経済会議が盛大に開催されますことにつきまして、心よりお祝い申し上げますとともに、関係各位のご尽力に対し深く敬意を表します。

さて、コンピューターなどの情報伝達手段が飛躍的に発展した現代でありますが、鉄道や道路といった公共交通ネットワークは、私たちの生活に最も密着したものに変わりはありません。交通機関による物理的な「人」や「モノ」の交流は、どんなに情報化社会が発達しようとも決して途絶えるものでなく、経済のみならず、文化やスポーツ、観光等様々な分野で、無限の広がりを期待できる手段であると思います。

特に東武日光線につきましては、JR新宿駅までの特急列車の直通運転により都心との距離が大幅に近づいたほか、東京スカイツリーの建設も開始され、今後ますます注目を浴びる路線であることは間違いないと認識しています。

本日のこのようなイベントが一つのきっかけとなり、人と人、都市間の交流の輪がますます広がり、大きなうねりとなって東武沿線地域の活性化、ひいては栃木県全体の活力へとつながりますことをご期待申し上げ、挨拶といたします。

歓迎のご挨拶 鹿沼商工会議所 会頭 木村剛考様 (実行委員会・代表顧問) 

 『第2回東武日光沿線サミット』が開催されますことは、当地域の発展にとって誠に大きな前進であり、鹿沼商工会議所会頭として歓びに耐えないところであります。

さて、鹿沼市と東京都内を結ぶ動脈である東武鉄道は、経済面においても、文化面においても重要なアクセスとなっており、このルートは古くから整備された例幣使街道とも相まって、歴史的にも大きな役割を担ってまいりました。

また、観光面においては、世界の日光を中心に、新緑の春、自然と触れ合う夏、燃えるような紅葉に包まれる秋、白銀の冬と、絶景のロケーションの中で、至福の時間を満喫できる環境を形成しております。

このように豊富な自然から、鹿沼市の地場産業である、木工・木材加工産業が発達し、首都圏を消費地とする総合住宅産業の集積地となり、さらに、この自然に育まれた経済と文化は「彫刻屋台」にも代表されるような、オリジナルな色彩を醸し出して、地域の発展に大きな原動力となってまいりました。

これまで、東武日光沿線の各都市は、お互いの特色を生かしながら相互に連携し、発展してまいりましたが、近年は都市間競争が激しさを増す中で、これまでの地域間連携が薄れ、共通の経済、文化が失われつつあります。しかしながら、東武鉄道とJRの相互乗り入れが実現し、東武日光沿線都市間の交流が活発化する中で、当市を取り巻く環境も大きく変化してきております。本日のサミットを機に、東武日光沿線の各自治体が新たな連携を模索し、未来への飛躍の第一歩を踏み出すとなれば、主催者の一人として、誠に慶びに耐えないことであります。

終わりに、今回のサミットの企画段階から、ご協力をいただきました「鹿沼企業人の会」の皆様をはじめ、本日お集まりいただきました皆様方の、今後ますますのご発展とご活躍を祈念して、ご挨拶とさせていただきます。